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まぶたの裏側から白目までをおおう結膜に起こる炎症を総称して結膜炎といいます。結膜炎の原因には、細菌、ウイルス、異物、アレルギー物質などがあり、それぞれが症状も治療法も異なる別の結膜炎です。流行性結膜炎、咽頭結膜炎、出血性結膜炎、トラコーマなどは急性の結膜炎で、濾胞性結膜炎、春季カタルなどは慢性結膜炎です。
特に注意が必要なのは、ウイルスによる流行性結膜炎です。感染性が強く、角膜まで炎症がひろがって視力障害を起こすことがありますが、この病気には特効薬がありません。このため、学校や職場、家族の間でタオルや洗面器を別にするなど、感染しないように予防に注意を払うことが最も肝要となります。 |
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